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「○○系にはどんなライト基板が対応しますか」というお問い合わせがあるということを昨日のブログで書きましたが…。
まずは、機関車用の常点灯ライト基板から対照表を作りました。
手作業でやっておりますので、時間がかかりまして大変申し訳ございません。
続いて「3ポジションライト基板」のものを制作しました。
カトーに限らず鉄道模型車両の場合、実車のヘッドライトが電球、方向幕が蛍光灯というように光の色が異なる場合があります。
模型の場合でも、カトーの381系は白色のLEDを使って、方向幕を白く点灯。ヘッドライトはプリズムを黄色に塗ることで電球色に見せるという「光り分け」をやっています。一見すると「電球色のライト基板」が対応しそうに見えて、実は白色を使用するということもあります。
というわけで、対応表を制作したという次第です。
おもしろいところでは、旧475系の場合。「K-57 電球色B」が対応します。
実車でも、3連+3連の運用が存在し、その際には中間のヘッドライトを点灯させていました。
スイッチの切り替えは車体を分解する必要がありますが、とりあえず、そんなギミックも再現できます。
また、281系「はるか」も681系同様のライト基板です。
今はなくなりましたが、以前は、6両の基本編成を分割して6+3という組成をやっていたこともあります。
このように、中間先頭車のライト点灯が再現できます。
「K-57 電球色B」が対応します。
【3ポジションライト基板】 (N) K-57 K社電車用 電球色B
JR西日本のライト点灯は、全社的に実施されています。国鉄形も例外ではありません。
岡山の115系です。227系への置き換えが進んでいますが、国鉄形の併結運用が存在しています。
湘南色は消滅したものの、黄色はまだ残っています。
こんな感じで楽しめます。こちらは、「K-54 白色A」が対応します。
【3ポジションライト基板】 (N) K-54 K社電車用 白色A
また、381系も「K-54 白色A」が対応します。ヘッドライトが電球色に光るのですが、これはプリズムを黄色く塗っているためです。
方向幕を白く光らせるために白色LEDのライト基板を使用しています。
というわけで、商品選びの参考にしてください。
あとは、「光り分けライト基板」となりますが、こちらも順次制作してまいります。
今しばらくお待ちください。
こうなってくると、トミックス製品対応のものも必要であることがわかってきました。
新製品の構想ばかり山のようにありますが、まずは、キハ40系あたりでしょうか。
片運転台用の基板を作れば、キハ185系やキハ187系などいろいろな形式に応用ができようかと思います。
あるいは、以前のDD51あたりも必要かもしれません。ユーロ色などいろいろなカラーバリエーションが発売されていましたので。
なかなか新製品のペースが遅くて申し訳なく思っている次第です…。




