【Nゲージ】 古い車両のライト基板の話

当ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

本日は、カトーセールスミーティングに出席していました。
恐らく、新製品の試作品の写真があちこちで流れていることではないかと思いますが…。
それとは別に、古い車両のライト基板の件でお話をしたいと思います。

みやこ模型 LEDライト基板 K-03 電球色B

何度も見たことがある写真ではありますが…。
カトーの205系。最新の武蔵野線やインドネシアのジャカルタ仕様でも白熱電球です。
暗い、熱を出すということから、交換用のLED化ライト基板を発売しています。

【LEDライト基板】 (N) K-03 K社電車用 電球色B

さて。先日の鉄道模型市でちょっと気になる話を聞きました。
「カトーの253系のライトが点灯しなくなったので、修理に出したら、修理不能で戻ってきた」

ちょうど、本日セールスミーティングがあったので、カトーの方に聞いてみると…。

「もう、基板がないので、修理ができない」

という回答でした。
完全に作らないというわけではなく、
「再生産をするときには基板はAssyパーツとして販売するのだが」
ということです。

253系といえば、1991年に登場し、鉄道友の会のローレル賞を受賞したほどの車両。
京都に住んでいると、まず見ることはなかったのですが、首都圏に行けば、新宿、横浜から出発して東京で併結。成田空港へ走るのでそれなりに見る機会が多いはずです。
ということは、かなりの数を製造したということが想像できます。

で、あいにく253系は持っていませんので、ネットで画像を調べてみたのですが、どうやら白熱電球であることがわかりました。
確かに、寿命による球切れというのは想像ができます。
ついでにいえば、室内灯も白熱電球が標準装備されていますが、ここでは話題にはしません。

さて。球切れを起こしたままで、次回の再生産を待ってくれといっても、次はいつかというのは誰も約束できません。
球切れを起こしたから押し入れで長期休車というのも悲しい話です。

同じようなことは、同じカトーの157系でも聞きました。
この場合、ライトはオレンジ色のLEDでした。
しかし、これすらも修理の部品がないとのことです。
157系の再生産…というと、これも積極的な理由がなさそうです。
伊豆方面への特急「あまぎ」と吾妻線への特急「白根」。
「あまぎ」と一緒に走っていた車両となると、伊豆急の100系の世代。「リゾート21」が出てくるのは、引退から10年くらい後の話です。
東海道本線ならば、153系や113系でしょうか。

また、お客様からは、「大手のライト基板メーカーが廃業したから手に入らない」ということをいわれました。
うちのような零細店など、大手のライト基板メーカーとはアイテム数が違います。それでも、うちに相談してくれたのはある意味ありがたい話なのかもしれません。

何が言いたいのか。
どこかで、ライトの基板表を作って、一度、LEDライト基板の製造計画を考えないといけないかもしれないというわけです。
例えば、103系(新)と阪急6300系は共通のライト基板です。
このように「意外な組み合わせ」というものを見つけると、何かしら道が見えてくるかもしれません。
なにせ、HOのE5系とNの683系のライト基板が共通なのですから。

おまえのところは、通常製品を大量に切らしてどうするんだというお叱りも聞こえてくると思います。
あくまでも通常業務の合間にライト基板の調査を行なうというスタンスでやりますので、時間はかかると思います。
何かいい方法はないのかと考えているのですが…。

先日の鉄道模型市ではこんなものを聞かれました。
トミックス 207系(青帯の旧塗装)
トミックス 113系(電球の時代)
カトー 157系
カトー 651系
カトー 253系
カトー 近鉄21000系

…よく考えてみると、1990年代によく売れた車両なのかもしれません。
Nゲージの規格は60年前からずっと変わりません。
ゲーム機のように、規格が変わったから使えないということはありません。
30年も経過すれば、球切れを起こしてしまってもおかしくはありません。
もちろん、近鉄21000系のように、LEDの初期のものもあります。確かライトが黄緑色だったような気がします。
ただ、同じカトーの14系「サロンエクスプレス東京」など、LEDを採用しているのですが、逆流保護用のダイオードがなく、抵抗も理論値よりも値が低い(通常12Vの場合は、560Ωを入れるのですが、これが確か390Ωくらいだったと思います。)ので、いつ壊れてもおかしくないというものもありますので、21000系もその手の理由で壊れているのかもしれません。

いつ作るというお約束はできません。
まずは、イベントで情報を集めるところからかもしれません。

お返事にはなっていませんが、「メーカーにすら在庫がなくなってしまったライト基板」をどうするのか。
9年目の課題かもしれないと感じております。

少し前に、開店15周年を迎えたといっていますが、そのときは完成品の販売店であり、今の体制になったのはほんの数年前の話です。
なので、15周年など名乗る必要はないと考えています。
実質的な創業は光り分けライト基板 G-01 電球色+オレンジ色を発売した2018年ではないかと考えています。
なので、本文では「9年目」といっています。ご了承ください。

とりとめのないお話でした。大変失礼いたしました。