115系直流近郊形電車の制御車・クハ115形の車体キットです。
【商品特徴】
- 115系の先頭車クハ115の中で増備車のクハ115-99〜214を模型化。非冷房、非ユニットサッシ、延長された雨樋先端、運転室屋上の大型通風器などオリジナルの形状を余すことなく模型化。
- ヘッド・テールライトケースは別部品(予備部品付き)としているので、前面の塗り分けに便利です。
- 客ドア部の手掛け:冬季の半自動ドア扱い時に使用される「手掛け」はシャープなモールドで再現。
- 複数社の製品流用に対応:対応する下回りはカトー製、トミックス製の113系、115系いずれも可能。
- 車体は一体成形:正面・側面・妻板をプラスティック一体成形。面倒な組立・調整・接着が一切不要。
- 実感的な方向幕:正面上部の方向幕は2つの透明パーツを組み合わせてガラスの奥に幕があるように再現可能。
- 運転室ガラスを2種類付属:「ワイパーあり」と「ワイパー無し」付き。ワイパーの別体化に対応。
- 信号炎管用の穴位置:信号炎管は各社のパーツが利用できるように、車体裏側に取付位置を示す止まり穴を設置。
- 無駄な付属パーツを一切なくし、安価な普及価格を設定。キット組立・塗装入門用や大量増備・改造ベースに最適!!
【商品内容】
スケール:1/150 9mm(Nゲージ)
商品形態:組立キット
車体:一体成形
材質:プラスティック
塗装:未塗装
動力ユニット:不要
下回り:カトー または トミックス製 クハ111または115に対応
パンタグラフ:不要
※必要な別売部品
- 信号炎管:各社製(×2ヶ)
- ベンチレーター:押込形(平タイプ)<PB-101/トミックス製>(×12ヶ)、箱形通風器<PB-105/トミックス製>(×2ヶ)
- ジャンパ栓納め/KE58ジャンパ栓納め<No.231/α-model製>(1〜2セット)
- 下回り:113・115系(カトー製・トミックス製)
【実車解説】
1962年に登場した111系は直流近郊形電車として好評で、翌年には強力型の113系が登場し、大量増備が進行していました。
一方で東北本線・高崎線でも新性能化が行われることになりましたが、上越線や日光線など勾配線区があるために、主電動機は120kwで安定して降坂できる抑速ブレーキを取り付けた115系が1963年に登場しました。基本的には113系と変わりませんが、走行線区を考慮して、耐寒・耐雪装備が追加されており、ベンチレーターは押し込み式、半自動ドアが取り付けられているのが外観上の特徴です。当初は東北本線・高崎線から投入されていきましたが、中央東線でも電車化のために115系が登場。基本編成が3両とするためにクモハ115や低屋根のモハ114-800、そして長編成用にサハ115形も用意されました。
115系もマイナーチェンジを繰り返し、最終的に1983年までに1,921両が製造され、勾配線区の直流近郊形電車としてのベストセラーになりました。
商品は115系の制御車・クハ115の車体キット 2両セットです。
メーカーホームページ
http://mskanagata.com/a-model/no2106.pdf