リプルフィルタ搭載常点灯ライト基板

2025年7月22日

停車中でも機関車のヘッドライトが点灯できるようにするためのライト基板です。
ハイパーDXなどのパルス式パワーパックを使えば、停車中でもヘッドライトが点灯します。
あわせて、進行方向逆側のライトちらつき防止のため、リプルフィルタも搭載しています。
ヘッドライトを点灯して発車待ちをする情景をお楽しみください。

常点灯のメカニズム

パルス式パワーパックの概念(走行中)

現在発売されている多くのパワーパックの仕組みです。パルス式と呼ばれています。
高速でON-OFFを繰り返し、その比率で平均電圧を上下させます。
※赤い部分が通電している時間です。

常点灯の概念(停車中)

ヘッドライトのLEDは電流が流れているときに点灯しています。つまり、高速で点滅を繰り返しています。
一方、モーターは3V程度から回転を始めますので、写真のように、平均電圧1.44V程度であれば回らずに停車しています。
車両は停車、ヘッドライトは高速で点滅をしていますが、残像現象で連続して点灯しているように見えます。この事象を利用して停車中でもヘッドライトが点灯する「常点灯」としています。

K社製品が常点灯できない理由

カトー ライト基板

カトー製品の場合、次に述べる「瞬間停電による進行方向逆側のライトちらつき」を防止するため、基板にコンデンサが搭載されています。
容量は走り出さない程度の平均電圧までの電流を吸収できるように設定されています。
このため、停車中にはヘッドライトが点灯しないようになっています。

進行方向逆側のライトがちらつく理由

逆起電流

車両を走らせていると、線路や車輪の汚れ、ギャップなどによって瞬間的に停電することがあります。このとき、モーターのコイルが逆向きの電流を発電してしまいます。この電流をライト基板のLEDが拾ってしまい、進行方向逆側のライトが点灯してしまいます。

進行方向逆側のライトをちらつかせない方法

リプルフィルタ

進行方向逆側のライトをちらつかせないためには、電流を消せばよいわけです。
コンデンサを使う方法が知られていますが、当店では、トランジスタのダイオード機能を応用した「リプルフィルタ」をライト基板に搭載して、進行方向逆側のライトちらつきを解消しています。

製品一覧

■電球色

製品写真商品名主な対応車種価格販売ページ
リプルフィルタ搭載常点灯ライト基板 K-21 K社機関車用AK-21 K社機関車用 電球色Aカトー EF210、EF200、EF66(2023年製の品番3090を除く)、EF58、DF200、DF50、EF510(0番台の初期製品 品番3051)など
※EF210でご使用の場合はライト基板に支障する内屋根をカットしてください。
2,200円リンクアイコン
リプルフィルタ搭載常点灯ライト基板 K-22 K社機関車用BK-22 K社機関車用 電球色B
カトー EF510、EF81、EF65、EF62、EF55、EF30、EF16、EF15、EF80、EF71、ED78、ED76、ED16、DE10、DD54など2,200円リンクアイコン
リプルフィルタ搭載 常点灯ライト基板 K-23 K社機関車用CK-23 K社機関車用 電球色Cカトー EF64 各種 (品番3091 EF64 0はK-24をご使用ください)2,200円リンクアイコン
常点灯ライト基板 K-24 K社機関車用DK-24 K社機関車用 電球色Dカトー EF66 (2023年製の品番3090)、EF64 0番台、EF61、EF60、DD51 (愛知、1043号機、北斗星2023年ロット、中期耐寒形、高崎、暖地形など) 、ED62、ED75、ED79など2,200円リンクアイコン

■白色

製品写真商品名主な対応車種価格販売ページ
リプルフィルタ搭載常点灯ライト基板 K-72 K社機関車用 白色BK-72 K社機関車用 白色Bカトー EF510 300番台など2,200円リンクアイコン

K-21の使用例

K-22の使用例

K-24の使用例

K-72の使用例

交換動画

補足

K-21 EF210 内屋根カット例

EF210で使用する場合、ライト基板上の部品が内屋根に支障します。内屋根を写真のように切断して当たり逃げをしてください。

K-24 対応可否

DD51で使用の場合、ボンネット内のプリズムの形状が製品によって異なります。
プリズムが長いもの(写真上)に対応します。なお、短いもの(写真下)でもご使用いただけますが、照度が極端に落ちます。

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